暑中お見舞い申し上げます。いよいよ夏本番となって参りましたが、皆さま益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は、ひとかたならぬご厚情を賜りまして誠にありがとうございます。心より厚く感謝申し上げます。
さて、第24回参議院議員通常選挙が終わりました。(原稿は選挙期間中に作成)今回の選挙は、地方にまで届いていないと言われる自公連立政権の経済政策(アベノミクス)をめぐる評価が、争点のひとつであったのではないかと思います。また、公職選挙法が改正され「選挙権」を持てる年齢が「18歳以上」に引き下げられ、若い世代の投票行動も気にかかる選挙戦でもありました。公示日を目前に控え、2代続けて「政治とカネ」の問題で辞任に追い込まれた東京都知事を始め、国会議員や地方議員、首長を問わず国民目線とかけ離れた政治姿勢に対する不信が募るばかりで、このことが政治離れに繋がり憂慮すべき事態だと感じています。
愛媛県議会は、6月21日6月定例県議会を閉会致しました。知事は、「シフトアップ予算」と位置づけた平成28年度当初予算に加え、6月補正では、熊本大地震の発生を受けて、被災地支援や県内の緊急防災対策の推進、重要課題への対応として、地域医療や介護サービスの拡充、農林水産業の振興などの強化、また、国予算の増額内示により、公共事業の追加や県内景気・雇用の下支えなどの経費が計上され、議論を重ねるところとなりました。
私自身特別な思いを持ちながら臨んだ議会ですが、改めて感じたことは、「人口減少社会において、如何に愛媛・西条が生き残って行くことが出来のるか」ということです。政策のブラッシュアップが必要、新たな発想も求められます。行政だけに任せるのでは無く、市民、県民の代表である我々議員が、その使命を果たさなければ、自治体のパワーが衰退するのです。走り続けないかんのです。皆さまから頂戴した「熱き心とエール」をしっかりと受け止め、私は全力で走ります。どうか変わらぬご支援、ご指導・ご鞭撻、叱咤激励を賜りますよう伏してお願い申し上げます。
最後になりますが、まだまだ暑い日が続きます。何卒ご自愛のほどお祈り申し上げましてご挨拶とします。今日までありがとうございました。
「これまでもこれからも皆さまの幸せのチカラになりたい」
平成28年盛夏
愛媛県議会議員 玉 井 敏 久